ひきこもり経験者の日記連載『すぐそこにあること』

ひきこもり経験者のブログ「すぐそこにあること」

皆さまへ

私は、小学校6年生で、不登校(当時は登校拒否)そして中二で不登校

 

受験を頑張ったものの、22才で中退。そして現在までひきこもり

 

ようやく体験を活かし講演会やってます。

 

良く思うのが、不登校、ひきこもりなのに、恵まれてるなという事です。

 

もちろん、応援して下さってる皆さまには感謝しかありません。

 

しかし、私は普通に働いてみたかった、普通に恋愛をしてみたかった。

 

普通に、遊びに行きたかった。

 

もちろん、そういう事が苦手だから、ひきこもりという消極的な選択肢を取っています。

 

誰もが隣の芝生は青く見え、私も例外ではありません。

 

しんますは講演してるから十分自己実現してるじゃないかと言われれば確かにその通りです。

 

生まれて39年こんなに楽しい活動に出会えて私は幸せです。

 

しかし、みんなと一緒に遊んだり、飲みにいったり、仕事をしてみたり、キャンパスライフに憧れるのです。

 

当然、遊んでも、飲みにいっても、仕事をしても、キャンパスライフを楽しんでも、それは、それで、トラブルや、嫌なこともあるでしょう。

 

それでも、そういう、「普通」の人達がしてることに、憧れの気持ち、羨ましい気持ちがあります。

 

高校生が小遣い稼ぎにバイトをすると聞くと、私が39年間もがき、あがいてもできなかったことをサラッとできる事に、若干そわそわします。

 

恋愛っていいですよね。人と人とのコミュニケーションだから当然いいことばかりじゃない。フラれることもあるだろうし、二股をかけられて裏切られることもあるでしょう。

 

やりたいことがあるなら、自分で工夫してやればいいじゃないかと言う声が聞こえてきそうですが、諸事情ありまして、現在実現は難しそうです。

 

でもね、講演活動が出来て、自己実現が出来て、最高に幸せで、だからこそ、これから、出来なかったことにも挑戦してみようかと思っています。まだ39才

 

やれるだけのことはやってみます。私は弱いから、甘えたり、強がったり、おどけたり、時にマウントをとってみたりと、だめだめだけど、それも含め、自分です。

 

できるだけ、弱さを克服し、弱さと向き合い、付き合い、やってこれなかった課題とやりたかったことに、向き合ってみます。

 

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