ひきこもり経験者の日記連載『すぐそこにあること』

ひきこもり経験者のブログ「すぐそこにあること」

連載No9「新平静博先生の研修会について」 2014年9月1日

正直この連載に新平先生(以下先生)の感想を書くのはちょっと荷が重い。研究されているからなのか専門用語で頭がパニックです。例えば発達障害の子育てはユニバーサルデザイン?って何でしょう。インクルーシブ教育って何?とわからないことだらけだった。参考までに『 ユニバーサルデザインとは「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」また、インクルーシブとは「子どもによって異なる学習スタイルやペースを受容し、それを育む場」』カッコ内ウィキペディアより引用。
 

 しかし、穏やかな語り口調の講演は素晴らしかった。まず先生は前提として社会を変えるのではなく、発達障害の人々がどのように生きていくか。また、その人々の才能をどのように見つけ生きていくのか。さらに得意分野を伸ばす。褒める。これは障がいの有無に関わらず、すべての人にも当てはまるのではないかと感じた。僕が共感したのは障がいを持ってる人を支援が必要な人であるという表現。つまり支援がないから生きにくい。もしくは障がいを持ってる人々が生きづらい社会インフラになっている。先生は具体例として、僕が漢字が書けないのなら、書く時間を増やしてもらう、また役所で書く場合記載欄を大きくと申し出ること。これを合理的配慮という。これらの配慮により障がいがある人もない人も共に生きる「共生社会」をとの言葉は素晴らしかった。これにより障がいのない人もより良く生きやすい社会の構築を。このような講演を聞いたうえで誰もが生きやすい社会になればとの思いです。