ひきこもり経験者の日記連載『すぐそこにあること』

ひきこもり経験者のブログ「すぐそこにあること」

2020-01-01から1年間の記事一覧

新しい自分を発見

分かってたつもりの自分がよくわかった。 「カードセッション」と聞いて何を思い浮かぶだろうか。 よくわからない印象があるだろう。 シンガーソングライターの風見穏香さん企画の新しい自分や知らなかった自分を発見するセッション。 応募はこちら szk6141.…

涙が止まらなかった体験

私は、どうも、人から何か言われてやることに「抵抗」があった。 イベントに出てみない? 午前中のイベントに参加しない? なにかやろうよ!飲みに行こうよ。 そういった「提案」に抵抗があった。 それは、自分が不得意な事、そして、無理して行動したところ…

ひきこもり支援について思う事

『ひきこもりでいいみたい』芦沢茂喜著 読んでみた。 保健福祉事務所に勤務されてるソーシャルワーカーだ。 NHKのドキュメント番組で拝見し、強制的な支援ではなく、いわゆる「伴走型」支援だと思い、私の講演活動にも参考になるかもしれないと思い購入して…

心から思えた「生きててよかった」

どうしても働けなかった私の唯一無二の取柄は「講演」 外出もできる時と出来ないときもある。 朝だってまともに起きられない。 そんな僕でも、講演だけは、唯一人から褒められ、自分でも大好きな活動。 そんな僕に、三年まえ、Facebookのつながりから、京都…

人生で1番幸せだった瞬間

しんますくんの家の方に行くよ!時は平日の夜。 逗子30Sプロジェクト、夜回りランニング パトロールみんなでおしゃべりしながらランニングして、パトロールする取り組み。長年マイノリティとして生きてきた人間として、フラットに時に気を使いながら接してく…

私にとって生きづらさの核心

壮絶な人生から復活、成功したようなことは、誰もが分かる、分かりやすい物語は誰の心も打つだろう。 一方で、私は一般社会では誰にでもできる「簡単」なことに、「抵抗」がある。私は、社会的に見れば誰もができることが、出来ない。たとえは私の場合、電車…

皆さまへ

私は、小学校6年生で、不登校(当時は登校拒否)そして中二で不登校。 受験を頑張ったものの、22才で中退。そして現在までひきこもり ようやく体験を活かし講演会やってます。 良く思うのが、不登校、ひきこもりなのに、恵まれてるなという事です。 もちろん…

人はどこまで分かり合えるのか

皆さん、価値観の相違を理解できるだろうか。僕は、最近親御さんと子どもの価値観の差異について考え続けてきた。今号では、人は分かり合えるのかについて考えていきたい。 ○売却という概念は消えた 「本」を読み終わった後どうするのだろうか。 本棚に並べ…

悩みは捉え方次第で変化する

皆さま、昨年はどんな年だっただろうか。 僕はインターネット上で『note』の連載。ワード、エクセルの通信講座、2019年前半から毎日洗い物や洗濯物の取り込み、もちろんこの連載、ひと月に一回、講演形式・ひきこもり発信プロジェクトを開催した。201…

お金の上手な使いかた

今号は趣旨を変え、お金の使い方について書いていく。 先月号に幸せの定義を「適度なお金と健康な体、そして、よりよい対人関係」と書いた。 我々は、資本主義社会に生き、お金は生活の基盤になる重要な物だ。 お金の使い道を僕なりに三つに分類してみる。 …

ひきこもったまま幸せになれるのか?

○ひきこもりの構造 ひきこもり問題を構造的に分析すると、一つは資本主義社会による生産性の問題。 つまり経済、お金の問題。 もう一つは日本にある高い均質性、同調圧力、つまり「世間体」。 大きく分けるとこの二つの問題に収斂される。(付け加えれば「健…