お金の上手な使いかた
今号は趣旨を変え、お金の使い方について書いていく。
先月号に幸せの定義を「適度なお金と健康な体、そして、よりよい対人関係」と書いた。
我々は、資本主義社会に生き、お金は生活の基盤になる重要な物だ。
お金の使い道を僕なりに三つに分類してみる。
「投資、必要な物、欲しい物」概ねこの3つに分けられるだろう。
多くの人は必要な物と欲しい物にお金を使い投資に使うお金は少ないのではないだろうか。
投資と一言で言っても何も資産運用だけが「投資」ではない。
「自己投資」も立派な投資だ。
自己投資とは自分を成長させるための投資だ。
健康に気をつけるために健康診断を受ける。
よりよい食事に気をつける。
運動するためにジムへ行く。
また思考を深く、広くするための読書も自己投資の範疇だろう。
資産鵜運用にはリスクがつきものだが、自己投資にあまりリスクはないのではないか。
僕も読書をしたり、好きな人のメルマガを購読したり、少ないお金を自己投資に回すこともある。
多くの人はお金に余裕がある人は少ないだろう。
そこで、僕が生活レベルを落とさず、使うお金を減らすノウハウを紹介したい。
生きていて一番お金を使うのは、住まい。
家賃や住宅ローンだろう。日本は非常に土地が高いなので、ここを減らすのが1番だが、すぐに引っ越しを出来る環境に居る人は少ないと思うのであまり多くを解説しないが、少子化や人口減少は加速しそうなので、今後家という資産価値は減少することが確定だろう。
なのでそのあたりを考慮に入れて買うのか借りるのか検討するのがいいのではないか。
家の次は車だろう。
以前もこの連載に書いたが、多くの人にとって車というのは使わない時間のほうが圧倒的に長い物だろう。
なので、よほど車に趣味がある、ないしは車による移動時間が長い方以外は車にお金をかけるのを控えたほうが無難ではないだろうか。
もちろん個人の自由ではあるが、あまりにも車は高価で価格は高騰する一方だ。
僕が知ってる範囲では、内燃機関のエンジンを作るのが難しく、よって参入障壁が高いために、競争が起こりにくく、したがって価格が下がらないと思う。
家と、車ときて、次に家計を圧迫するのは「携帯料金」ではないだろうか。
三大キャリアを使用してる人が僕の周りでも多いし、データでも8割以上の方が3大キャリアを使用している。
格安スマホを使わない人が多い。
僕は、「UQモバイル」というAUのサブブランドを使用しており、多くの格安スマホよりもインターネットのスピードが速く安定している。
当然店舗が少ないので修理やトラブルにあった時大手より困ることもあるかもしれないが、それを差し引いても圧倒的に安い。
家族割引があれば、二千円以下で通話無料と3Gのパケットが付いて非常にお得だ。
また以前使用していた「ワイモバイル」もソフトバンクのサブブランドなのでUQモバイル同様に通信速度はかなり早い。
それ以外の格安スマホと言われるブランドはドコモの回線を多くの格安スマホで使用するので遅延が発生し場所や時間帯によって動画が見れない場合もあると聞く。
これは誰でも出来る節約方法だと思う。
しかし、何故か大手にこだわって変える人は少ない。
安いからなにかサービスに問題があると考えるのだろうか。
昔は安かろう悪かろうという言葉もあったが、今は安くても品質がいい物、サービスが増えており、さらにインターネットの登場によって品質の可視化が進んでいるので、購入者のレビューを見ればデメリットもわかるだろう。
携帯以外にも、電力会社を他社に変更するとか、固定費をクレジットカード経由で引き落とせば、ポイントがたまりお得になるだろう。
お金を稼ぐことは難しくてもこうして節約することは案外楽だ。
特に携帯料金は人によっては月に1万以上使ってる人もいるので、変更するときに格安会社に変更することはおススメだ。