不登校・ひきこもり支援について
不登校・ひきこもり対応を考え続けてきた。
家族対応、支援者対応、働き方
コロナ禍になり、オンラインセミナーに沢山参加し学んだ。
不登校やひきこもりが社会課題と言われ何年がたつのだろうか。
多くのNPOや、支援者、家族会、当事者会が「解決」へ向けて全力で尽力した。
しかし、統計として不登校やひきこもった方は増える一方
つまり、現在の働き方や学び方の方に問題があると言わざるを得ない。
わかりやすく言えば、サラリーマンになること、同じ地域の人が同学年で集まって学ぶこと。それらに違和感を感じる方が多いという意味だろう。
制度を変えれば、不登校・ひきこもった方は減るのかもしれない。
しかし、どのような制度でも、その制度との相性が必ずある。
現在は、必ず優劣がつく、「資本主義社会」というゲーム
勝者がいれば、敗者もいる。
一定の物差しで人を判断すれば、その物差しにあわない人がいて当然だ。
つまり、どうしても学校にあわない不登校児童
どうしても現在のサラリーマンを象徴とする働き方にあわない方、つまりひきこもる方がいて当然なのではないか。
不登校やひきこもりを解決しようと支援されてる方には残念だが、
全員、今の制度の上で活躍させようという支援システムそのものに問題があると言わざるを得ない。
では、どうするのか。制度が簡単に変わらない以上、現在の制度で活躍、つまり沢山のカネを稼ぐ方法ではなく、「生きづらさ」を少しでも減らし、各々がそれなりに満足する道を模索するほうが賢明だ
繰り返すが、制度を作れば必ずそこにあわない人や、被害をこうむる人がいる。
そういった前提を忘れずに支援をしてほしいと切に願う