ひきこもり経験者の日記連載『すぐそこにあること』

ひきこもり経験者のブログ「すぐそこにあること」

2015-08-15から1日間の記事一覧

連載No7「花火大会にて~思考って?~」2014年7月1日

逗子市の花火大会があった。電車や夜の外出が苦手な僕にとってそれは大袈裟だけど挑戦みたいなものでもあった。市のデータによれば昨年の同花火大会は12万人の人出だったらしい。10年位前に行った時よりずいぶん人が多いなと思ったけど、比較的体調も良…

連載(番外編)No6「編集長に!?不安と期待の混沌!」

編集長になりました新舛秀浩ですと書きたいのですが、迷いが生じていている。研究所が開設して1年、2回の講演会で話したり連載なんて大層なことを引き受けたりして何とかこなせているのですが、編集長となると結構重荷です。大勢の前で話し連載の文章を書…

連載No5「他者か見える自分」2014年5月1日

他の人は知らないけど僕はあちこちに相談の場所を持っている。具体的には言えないけれどそれぞれ一か月に一回通ってる。某NPO、就労支援センター、障がい者の施設、滝田さんの家。以前その就労支援センターで当事者の体験談を聞いた。僕の実感だがそこは…

連載No4「他者への理解」2014年4月1日

2月23日の篠原さんを招いた講演会は僕自身にとって非常に有意義であった。午前中に起床が難しい僕は途中参加で最後の言葉を述べる形で参加する予定だった。だけども、皆を驚かせたいと同時に存在を誇示したいがために無理して8時に起き9時に開場に到着…

連載No3「幸せのものさし」2014年3月1日

最近滝田さんからサプライズのようにここでの連載を設けてもらったり、バレンタインデーにはネットで仲良くなった女の子から義理チョコを貰ったりと33年間生きてこれほどいいことが重なることはなかった。そして、連載の話を聞いたときには飛び跳ねて喜び…

連載No2「ひきこもりと恋愛について」2014年2月1日

昨年のクリスマスも恋人がいない寂しー日々を送った。最近ネットである程度交流を深めオフ会に参加しない?との声もあったが、もちろん断った。なぜならひきこもり&精神疾患を抱えてる僕はまず軽度のパニック障だからバスに乗れない。電車にも乗れない。さ…

連載No1「ひきこもり生活を振り返って」2014年1月1日

昨年は応援団会議に始まり講演会でのあいさつ、通信で書かせてもらったこと。プライベートではネットを通じて様々な人々との関わりなど、多くの人々との交流から満足感があった1年であった。しかし、多くの人との交流はときには衝突を生み、ときには自己嫌…

寄稿No3「社会的ひきこもりについて」2013年12月1日

僕は今約10年間ひきこもり生活をおくりなぜ僕は社会との関わることが出来ないのか、すなわち働くことが困難なのか、また多くの社会的ひきこもりと呼ばれるの人々は何故働けないのか。それは社会に原因があるのか、引きこもってる側に原因があるのかと考え…

寄稿No2「学歴について」2013年11月1日

先日週刊誌に都立高校が躍進している記事が僕の目に入った。内容は週刊誌おなじみのここ数年日比谷高校などの都立高校が東大合格者を増加している類の記事であった。 僕自身は中学から不登校で高校は通信生。大学受験にチャレンジするも当然志望校には入学で…

寄稿No1「自殺問題について」 2013年9月1日

最近の報道にて、自殺者が年間に約3万人から少し減少したといわれている。私自身が現在精神疾患を患いそのことから自殺については想いを巡らせた夜もあった。 『五体不満足』で有名な乙武氏が自殺について自らのブログにて、多くの自殺者がいる状況を「社会…